はったつルームSHOPは、こんなサイト!
こんにちは!はったつルーム管理人のめいと申します。
はったつルームでは、授業や学級経営にすぐ使えるUD(ユニバーサルデザイン)の教材を販売する「はったつルームSHOP」を運営しています。職員室の同僚に自作の教材をもらって、お礼にクッキーをあげるくらいの気軽さで使って欲しい!との願いを込めて、クッキー価格🍪で教材をお届けしています。忙しい先生たちに、ほんの少しですが時間の余裕をプレゼントできるようなSHOPを目指して教材を作っています。
もちろん、家庭学習で使っていただけるような教材も用意しています。
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今回は、「はったつルームSHOP」の教材の中から、「分数カード」について、活動例をご紹介したいと思います。子ども達が遊びながら学べる活動ばかりですので、ぜひ最後まで読んで、授業に取り入れてくださいね。
分数カードは、こんな教材
分数カードは、子ども達みんなが見やすくわかりやすいように、シンプルかつ見やすいイラストやフォントを使っています。印刷⇨切る✂️⇨ラミネートの3ステップで、繰り返し使えるカードが作れます。
作り方は2通りあります。
分数カードの作り方
①裏表のカードにする
こちらの教材は、分数のイラストと数字が隣同士になっているので、2枚一緒に切って、表裏に折ってからラミネートすることで、表裏で絵と数字が対応したカードになります。
②トランプのようなカードにする
カードを1枚ずつバラバラに切ることで、トランプのようなカードゲームとして使うことができます。裏が透けてしまわないように、裏に色画用紙などを貼ってからラミネートすることをおすすめします。
また、分数ではないひっかけ問題の、お化けカードもあります。「同じ大きさに分けたいくつ分」という分数の概念を、しっかり身に付けさせるために作りました。こちらは、カードゲームをする際に、ジョーカーのようにして使います。
では、この分数カードを使ってできる活動を6種類ご紹介します。
分数カードを使った活動例6選
①この分数、なーんだ?
特別支援学級での個別学習におすすめの使い方です。カードを裏表にし、絵を見て分数を答える活動です。個人のペースでゆっくり取り組むことができます。その子の習熟度に合わせて、カードの枚数や難易度を調整してあげてください。(⚪︎分の1のみから始めるなど)
②フラッシュカード
大きめに印刷したカードを裏表にし、フラッシュカードにしてもOK!授業の導入や、前時の振り返り、隙間時間などにぴったりの活動です。
③ダウトゲーム
数人で取り組むことのできる、大盛り上がりのゲームです。順番にカードを引いて、絵を見て分数を答えていきます。分数ではないお化けカードを引いたら、「ダウト!」と言います。1番早くダウトと言えた人が、場にあるカードをもらえます。最後に1番多くカードを持っていた人の勝ちです。
④神経衰弱ゲーム
ここからは、カードを表裏にするのではなく、トランプのようにバラバラにして使います。絵や分数が見えないように裏返した状態でカードをバラバラに並べ、トランプの神経衰弱のように、2枚ずつめくります。絵カードと数字カードが同じ分数のペアになれば、そのカードをもらえます。1番多かった人の勝ち!
⑤ババ抜き
こちらもトランプゲームの応用です。絵カードと数字カードが同じ分数になるようにペアを作り、ペアになったカードから捨てていきます。先に手札がなくなったらおしまいです。ジョーカーになるカード(お化けカードや、分数ではない絵カード)を1枚入れるのをお忘れなく!
⑥同じ分数同士のマッチング
こちらも、個別学習にぴったりの使い方。絵カードのみ、または数字カードのみを机に並べ、対応する分数カードを隣に並べてマッチングさせていきます。
活動やゲームを取り入れて楽しい授業に
いかがでしたでしょうか。このような活動を取り入れることで、実態がバラバラであったり、長時間集中することが難しい子も、楽しく授業に参加できます。特別支援学級の授業では、個別に取り組む課題にしたり、数人でゲームをしながら分数の理解を深めたりと、使い方は様々だと思います。通常学級でも、学習の合間のアクティビティとして子供達が喜んで取り組める活動だと思うので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
こちらの分数表も無料DLできるよ
また、はったつルームでは、こちらの教材も無料ダウンロードできます!
市販でよく売っている、分数ブロックをカードにしました。分数それぞれの大きさが、目で見てわかりやすくなっています!
- 「いくつにわけた、いくつ分」を 説明するのにも
- 分数同士の大きさ比べにも
- 通分、約分の学習にも
- 分数の足し算引き算にも
様々な学年の分数学習に使えます。
黒板掲示にしてもいいですが、苦手な子のお助けアイテムとして、個別に渡してあげるととても有効だと思います。分数は、整数と違い、頭の中で数のイメージをすることが難しい学習ですので、こちらのカードもぜひ活用して、理解を深めてあげてください。
また、こちらの記事では、サイコロを振って遊べる分数ゲームのご紹介をしています。実態がバラバラな子ども達でもみんなで一緒に楽しめるゲームですので,ぜひ読んでみてください。